中央学院　初勝利から快進撃止まった　二刀流・颯佐「夏に必ず戻ってくる」

第96回選抜高校野球大会第10日準決勝   中央学院2―4報徳学園 （ 2024年3月30日    甲子園 ）

＜報徳学園・中央学院＞決勝進出を逃し肩を落とす中央学院ナイン（撮影・北條　貴史）
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　中央学院は快進撃が止まり、相馬幸樹監督は開口一番「悔しい」と絞り出した。先発・臼井夕馬（3年）が3回途中1失点。2番手の蔵並龍之介（3年）も、1回1/3を2安打2失点だった。投打二刀流の颯佐（さっさ）心汰（3年）は4回途中から3安打1失点で投げ切ったが「4回からの登板は早かった。7回まで2人投げる展開になっていれば」と話した。

　春夏通じ甲子園初勝利から、千葉県勢では19年春準優勝の習志野以来5年ぶりの4強。颯佐は「春の忘れ物をつかむために夏、必ず戻って来る」と前を向いた。