巨人・岡本和 OP戦一発締め 「ケガなく順調にやりたいこともできた」

[ 2024年3月24日 19:25 ]

オープン戦   巨人6-7楽天 ( 2024年3月24日    東京D )

<巨・楽>4回、ソロを放った岡本和(撮影・藤山 由理)  
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 きっちりと仕上げた。巨人・岡本和がオープン戦43打席目で待望の1号ソロ。「出ないよりは出た方がいい。最後に出て良かった」と笑顔を見せた。

 どっしりと調整を進めていた。試合前までで8本の安打を放ち、四球もチーム最多の8個。一発こそ出ていなかったが「ヒットが出たらうれしい。もうちょっとこうした方がいいのかなとかいろいろ考えながら、相手もあることなので、良いスイングができるように準備している」と一打席一打席シーズンを見据え集中。「例年に比べれば遅かったので大丈夫かなっていうのは正直あった」としながらも、打撃練習でも忠実に低く強い打球を飛ばしていた。

 驚異のパワーを見せつけた。カウント2―2から、内の122キロのカーブを泳ぎながらもバックスクリーン左へ。「正直センターフライかなと思った」と振り返ったが、飛距離は128メートルを計測した。阿部監督も「やっとらしいスイングができた」と評価。「あれは軽打しにいったのがホームラン。まあそれでも入るってことを、分かってほしい」と主砲の長打力に改めて太鼓判を押した。

 全16試合に4番でスタメン出場し「ケガなく順調にやりたいこともできたし、いろいろなボールも見ることができた」と手応え。昨季の本塁打王は「ここからが本番。1打席1打席大切にしていきたい」と頼もしかった。
 

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