熊本国府の内田が延長10回にサヨナラの好機広げる犠打「実は小学6年の時から試合でしたことがなくて」

[ 2024年3月18日 21:33 ]

第96回選抜高校野球大会第1日第3試合   熊本国府2―1近江 ( 2024年3月18日    甲子園 )

センバツ高校野球<熊本国府・近江>3回1死二塁、同点の適時二塁打を放ち、ベンチに向かってポーズを決める熊本国府・内田(撮影・北條 貴史)
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 春夏通じて初出場との熊本国府(熊本)が2年前準Vの近江(滋賀)に2―1でサヨナラ勝ちし、熊本県勢7年ぶりの春1勝だ。

 熊本国府の3番・内田海(2年)が打線では光った。延長10回無死一、二塁のタイブレーク。先頭として1球で犠打を決めてチャンスを広げた。「実は小学校6年生のときから(試合で)バントはしたことがなくて。フリー打撃の前とかは練習していたんですけど…」とほっとした表情だった。

 3回には同点の適時二塁打を放つなど、初勝利に大きく貢献。「とてもうれしいんですけど、まだまだこれから。気を抜くことなく次の相手に向かって頑張っていきたい」と力強く言った内田。目標は新チーム発足時に掲げたベスト4だ。

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