オリックス　新外国人マチャドがセットアッパー名乗り　開幕絶望の宇田川、山崎出遅れのブルペンに「光」

オープン戦   オリックス0ー3ロッテ （ 2024年3月16日    ZOZO ）

＜ロ・オ＞力投するオリックス・マチャド
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　オリックスの新助っ人右腕マチャド（ナショナルズ）が「開幕セットアッパー」に名乗りを上げた。

　7回2死で救援し、高部を155キロのツーシームで空振り三振斬り。打者1人だけで終え、きょう17日のヤクルト戦も連投テストを志願した。出遅れが目立つブルペン陣の軸となりそうな勢いだ。

　「今日と明日投げるという意味。凄くいい感覚で投げられた」

　5日の中日戦で球団助っ人最速タイの159キロを計測。10日のヤクルト戦でも志願して2イニングを投げ、オープン戦4試合で計4回1/3無失点、被安打1の快投が続く。

　右肩痛の宇田川が開幕絶望、山崎もコンディション不良でオープン戦未登板という状況で、厚沢投手コーチは「実績のある投手。あそこ（7、8回）に入ってくれる投手は何人いても困らない。その一人なのは間違いない」と高評価した。

　打線が振るわず散発4安打。中嶋監督が「いいところが0に近いぐらいなかった」と振り返る零敗で、剛腕の存在が光った。　（山添　晴治）