日本ハムの開幕投手・伊藤大海がイメチェン「人生で初めて」の半袖投球

[ 2024年3月14日 22:33 ]

オープン戦   日本ハム4―4広島 ( 2024年3月14日    エスコンF )

<日・広>力投する先発の伊藤(撮影・高橋 茂夫)
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 26歳で半袖デビューだ。自身初の開幕投手に内定している日本ハム・伊藤が今季最長となる5回73球を投げ、6安打2失点だった。

 「今日は人生で初めて半袖で試合に投げました。少年野球の時はスライディングするときにケガをするからという理由で半袖禁止だった。でも、もうスライディングしないからなと思って…」

 いつもと異なる姿でマウンドに上がったが、いつも通り一球一球を丁寧に投じた。3回まで2安打無失点。4回2死から連打などで先制を許すと、悔やんだのは5回だ。先頭の田村に1ストライクから、甘く入ったスプリットを右翼席に運ばれた。「簡単に2ラストライクを取ろうと思ってしまった」と振り返った。シーズン中であればいただけない失投だ。

 それでも、まだ今季実戦3試合目。「いい雰囲気で試合に入っていけている。感覚はよかった」と課題を見つけながら、投球の感性を研ぎ澄ましている。

 「今年の自分のテーマとして、これまでの自分の常識を覆す。今日は寒かろうが暑かろうが絶対に半袖で行こうと決めていた。半袖の登板が多くなるかもしれないですね」

 開幕まであと2週間。イメチェンにも挑戦する今年の伊藤はひと味違いそうだ。

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