阪神・岩崎 最遅93キロの超スローカーブを披露 宿敵・巨人に心理戦?

[ 2024年3月10日 15:33 ]

オープン戦   阪神―巨人 ( 2024年3月10日    甲子園 )

<オープン戦 神・巨> 2番手で登板した岩崎は1イニングを無失点に抑える(撮影・大森 寛明)
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 阪神は開幕前の本拠地・甲子園球場では最後のオープン戦だった巨人戦で「ブルペンデー」&「新人投手の顔見せ」を実施した。

 
 中でも今春オープン戦2度目の登板だった岩崎優投手(32)が異彩を放った。2番手として3回に早々に登場。2球目に最遅93キロの超スローカーブを披露した。カーブは昨季までほとんど使っていない“隠し球”で、計19球のうち4球を数え、他にもチェンジアップを交ぜた。昨季は35セーブで初のセーブ王。同一リーグで何度も対戦を見込まれる巨人に対して心理戦を仕掛けたともみられ、被安打1の1回無失点で最初の試運転を終えた。

 今春キャンプでMVPに選ばれた岡留英貴投手(24)は“プロ初先発”で2回無失点の好投。ドラフト5位・石黒佑弥投手(22=JR西日本)は6回に本拠地デビューして最速150キロを計測するなど、わずか10球で打者3人を抑えた。続く7回に同じく本拠地デビューした同6位・津田淳哉投手(22=大経大)は3安打を浴びて1回1失点だった。

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