佐々木朗希 2度目実戦登板2回1失点 最速157キロも「真っすぐ荒れていた。でも徐々に修正できてる」

[ 2024年3月3日 13:29 ]

練習試合   西武―ロッテ ( 2024年3月3日    高知・春野 )

<西・ロ>力投する佐々木(撮影・光山 貴大)
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 ロッテの佐々木朗希投手(22)が今季2度目の実戦登板として先発。予定の2イニングは27球を投げ、2安打1失点だった。

 立ち上がりは直球が引っかかり、制球が定まらなかった。先頭の西武・西川に中前へ運ばれると、源田にはこの日最速の157キロを計測も、全て外角に外れての四球。続く新外国人のアギラーに中前適時打され、先制点を失った。

 それでも続く無死満塁からブランドンを一直併殺、外崎を左直に抑え、最少失点で切り抜けた。

 2回は落ち着きを取り戻し、抑えめの投球で3者凡退に抑えた。

 予定の登板を終えると、佐々木は「結果だけ見ると(制球は)荒れていたけど、感覚的には徐々に良くなっている。あとはタイミングさえあってくればいいと思います。勢い自体は出てきているので、あとは丁寧に投げなきゃいけない。あくまでストレートあっての変化球なので」と話した。今後は力感を保ちつつ、右足の踏み出しや右手の振りなど全てのタイミングを合わせていく作業に時間を割いていく。

 吉井監督は開幕3戦目となる3・31日本ハム戦(ZOZOマリン)の先発を任せる方針。佐々木も自覚は十分だ。「日数的に残りは少なくなっているけど、開幕までに状態を上げていきたい」

 また昨春のWBCで侍ジャパンの一員として共闘したドジャースの大谷翔平選手(29)が電撃結婚を発表したことには「自分は年下なので(祝福の言葉は)特にありません」とはにかみつつ「(チームで戦っていく凄さを見て、野球選手として勉強になりますし、モチベーションにも影響しました」と尊敬する先輩に改めて敬意を表していた。

 ちなみに今季初登板となった2月25日の韓国ロッテ戦は1回、13球を投げ1安打無失点で1奪三振。最速は154キロだった。

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