大歓声に激写…大谷翔平のドジャースデビュー戦は大注目 山本由伸はベンチで見学

[ 2024年2月28日 05:38 ]

<ドジャース・ホワイトソックス>スタンドのファンが写真を撮る中、打席を待つ大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が27日(日本時間28日)、アリゾナ州グレンデールでホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で移籍後、初出場。第1打席は見逃し三振に倒れた。

 注目のデビュー打席、大谷がネクストバッターズサークルに入るとスタンドの観客はスマートホン片手に「青の大谷」を激写。1番・ベッツがニゴロに倒れ、打席に向かうと大歓声と拍手が沸き起こり、立ちあがる人も見られた。

 大注目をよそに大谷は打席に入ると、昨季までチームメートの相手捕手・スタッシの方をポンポンと叩く余裕ぶり。

 デビュー打席は過去2打数2三振と苦手にしている相手先発左腕・クロシェットと対戦。初球、高めの直球にバットが出かかったが止めると、2球目のスライダーは空振り。それでもヘルメットが飛ぶほどの豪快なフルスイングにスタンドからはどよめきが起きた。3球目の直球をファウルすると、4球目、外角直球に手が出ず、最後は見逃し三振に倒れた。

 また、山本由伸はベンチから試合を見学。イニング途中には大谷と話し込む場面も見られた。

 大谷は試合前のウォーミングアップでは昨季、エンゼルスで同僚だったムスタカスやマーカス・テームズ打撃コーチらと談笑し、ハグ。仲良しで知られたフレッチャーの弟、ドミニク・フレッチャーとも交流し、リラックスムードだった。

 昨年9月4日のオリオールズ戦の試合前フリー打撃で右脇腹を痛め欠場。その後、右肘手術も受けたため、実戦は177日ぶりとなった。 

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