侍ジャパンに抜てきされた関大・金丸「将来的に日本を背負う投手になりたい」

[ 2024年2月15日 05:15 ]

ブルペンで投げる関大・金丸夢斗(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 侍ジャパンは14日、欧州代表との強化試合(3月6、7日=京セラドーム)の出場選手28人を発表した。将来を見据える井端弘和監督(48)の方針で、関大・金丸夢斗投手(21=3年)ら大学生4人も抜てきされた。

 最速153キロ左腕の関大・金丸は世代別を含む日本代表初選出に「緊張もあるけど、本当に楽しみです」と心躍らせた。同学年で同僚となるオリックス・山下の直球が剛球なら、金丸の速球は制球力と切れの両方を兼ね備えている。「自分の持ち味を出せるように頑張りたい」と自慢の制球力で大学No・1投手の実力を披露するつもりだ。

 12年の侍ジャパン常設後、ドラフト指名前の大学生がトップチームに選出されるのは初。高校は公立の神港橘(兵庫)出身で、中央球界では無名だった。大学で急成長し、昨秋リーグ戦では6戦6勝、防御率0・35と無双。井端監督に「大学生の中で群を抜いている」と言わしめた。「この経験を生かし、将来的に日本を背負う投手になりたい」と侍としての力強い第一歩を誓った。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年2月15日のニュース