阪神・伊藤将が17日の楽天戦に登板決定! “真っすぐ一筋”能見流調整の試金石に

[ 2024年2月11日 05:15 ]

投内連係で軽快な動きを見せた阪神・伊藤将(撮影・須田 麻祐子)
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 “真っすぐ一筋”で進化を期す。阪神の伊藤将が、今春初の対外試合となる17日の楽天戦に登板することが決定。今キャンプのブルペンではここまで直球だけを投げ込んできた4年目左腕が、目標の開幕投手へ“初陣”のマウンドに上がる。

 「変化球はまだ一球も投げてない。ストレートをしっかり投げていれば変化球も投げられると思うので」

 ひたすらにストレートを投じてきた。この日の40球も合わせて計230球。過去に合同自主トレをともにした経験のある能見篤史氏(本紙評論家)が現役時代に貫いた独自の調整法を取り入れ一番の武器を磨いている。

 「真っすぐだけはしんどいですよ(笑い)」。愚直な積み重ねが“貯金”となってシーズンに生きると信じる。きょうから2日連続で実施される1、2軍合同の紅白戦には登板せず、初実戦は17日の楽天戦に決定。「バッターに対してもしっかり真っすぐを投げられるように」。昨年11月にチーム最速で開幕投手に名乗りを上げた。一途に思い続ける大役へ、きょうもひたすらに真っすぐを投げ込む。(遠藤 礼)

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