ソフトBドラ5・沢柳 開幕1軍もぎ取る!支配下新人投手唯一のC組スタートも「焦らず準備したい」

[ 2024年2月10日 05:00 ]

レストランで食事をするソフトバンク・沢柳は笑みを浮かべる
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 ソフトバンクのドラフト5位・沢柳亮太郎投手(23=ロキテクノ富山)ら福岡県筑後市のファーム施設でC組キャンプを送る新人5選手が、休日を利用して隣接する大木町の「道の駅おおき」を訪問。きのこのもぎ取り、いちご狩り、ヤギの餌やりを体験した。

 大木町は九州一のきのこの生産地として知られる。室内でエリンギを採取した沢柳は併設するレストランできのこ料理などの地元グルメに舌鼓。「エリンギが本当においしくて。一緒に食べたみんなもそう言っていました」とほおを緩めた。

 沢柳は1月下旬に左膝の違和感で春季キャンプは支配下の新人投手で唯一のC組スタートと出遅れた。既に患部は回復し、ブルペンにも入るなど巻き返しへ準備を進めている。10日からの第3クールは実戦的なメニューも増えてくる。「焦らず気負わず準備したい。順調に来ているので、このまま上げていきたい」と誓った。

 社会人出身の最速151キロ右腕で斉藤和巳4軍監督から「(筑後から)まくれる実力はある」と背中を押されている。「憧れのホークスの大先輩に言っていただいて自信もつきました」と沢柳。逆転での1軍をもぎ取る覚悟だ。(杉浦 友樹)

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