阪神ドラ5・石黒、同6位津田が第3クール紅白戦登板へ気合十分 石黒「制球力を意識して」

[ 2024年2月10日 05:15 ]

差し入れで贈られたメンチ勝バーガーを手にする(左から)松原、石黒、山田、下村、百崎、津田、福島(撮影・岸 良祐)
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 阪神・ドラフト5位の石黒(JR西日本)が11、12日に行われる1、2軍合同紅白戦(宜野座)へ向けて、持ち前の制球力で勝負することを誓った。

 「岡田監督も制球力大事と言われているので、制球力を意識して、キレのある球を投げて、再現性のある投球をしたい」

 キャンプ第1クールから安定した投球を見せ、評価を高めている最速152キロの即戦力。6日に初めて登板したフリー打撃では島田、井坪相手に「緊張した」と言いつつも計42球を投げ安打性の当たりは5本で、長打性は1本にとどめるなど四隅を突いた丁寧な投球を展開した。

 入団からここまで岡田監督の前でブルペン投球を行ったことはなく紅白戦で好投し、目に留まれば1軍昇格の可能性も秘める。「たくさんの人に見られて緊張すると思いますが、そこで自分の投球ができたらいい」と闘志をみなぎらせた。

 一方、同・6位の津田(大経大)は「(紅白戦で)ストレートをアピールしたいと思ってます」と角度のある直球を投げ込む構え。キャンプ2度目の休日となったこの日は1軍に帯同している同2位の椎葉を除く新人6選手でうるま市の「勝連城跡」を訪れたが天候はあいにくの雨。「歴史とか好きなので。もっと見たかったなというのはあります…」と苦笑いを浮かべた。

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