阪神・川藤OB会長が新人合同自主トレで金の卵にエール 育成ドラ1松原には「入ってからが勝負じゃ」

[ 2024年1月14日 05:15 ]

新人選手を激励する川藤OB会長(左から2人目)(撮影・平嶋 理子)
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 川藤幸三OB会長(74)が13日、鳴尾浜球場を訪れ新人合同自主トレを視察した。

 新人8人全員からあいさつを受け、「この子らが果たして5年後、10年後にどんな姿になっとるか…」と今後の成長に期待を寄せた。

 中でも注目は育成ドラフト1位の松原(日本海・富山)だ。ランニング姿を目にし「一番鈍くさい子がおるやろが。ああいう子がゲームになった時にどう変わっていくか。入ってからが勝負じゃ」と、さっそく川藤節全開。自身もドラフト9位入団から19年間の現役生活を送り、日本一にも輝いた。入団すれば指名順位は関係ない。松原も「自分を見失わずにやる」と呼応した。

 だが松原が「川藤」と聞いて真っ先に思い浮かべたのは、登場人物の名に阪神の選手名を流用した野球漫画「ROOKIES」の主人公・川藤幸一。下位指名から漫画に出るほどの“下克上”を果たしたレジェンドのエールを、確かな力に変えていく。 (八木 勇磨)

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