DeNA木村社長が新年の訓示「ジュニア優勝翌年は日本シリーズ進出」「世界との距離を今一度確認」

[ 2024年1月9日 11:52 ]

新年の訓示を行うDeNA・木村社長
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 DeNAの木村洋太球団社長が9日、横浜市内の球団事務所で職員に向け新年の訓示を行った。

 冒頭で新年に相次ぐ災害、事故へのお悔やみを述べたあと、昨年の球団実績について「観客動員も今までの中で一番多い年だった。チームも2年連続Aクラスと一定の成果を残した」と評価した。さらに「DeNAになった(創設された)当時と比較すると堅実に確実に成長している」と続けた。

 そして昨年末にNPB12球団ジュニアトーナメントで「ベイスターズJr.」が7年ぶりに優勝したことを報告し「7年前(16年)に優勝してその次のシーズンは日本シリーズ(17年)にいった。ジュニチームが全勝優勝で迎えた今シーズンは、そのときより上の目標を必ずやかなえられる」と三浦政権4年目の26年ぶり日本一に期待した。

 一方で、昨11月に萩原龍大チーム統括本部長が「今の延長線上に優勝はない」と話したことを引き合いに出し「このままじゃ(球団目標の)世界一もおろか、優勝もないことを実感した」と厳しい表情を見せる一面もあった。

 ここ数年球団では「20年後の世界一」を目標に、チーム実績、ビジネス実績を高めていく方針を示しているが、「世界一」の定義がぼやけている点を憂慮し「今一度、世界との距離を確認し、世界とは何かを知る一年にしていきたい」と最後に社員に呼びかけた。

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