ロッテ・安田がマリンで始動 中村奨、ソトらと定位置争い「競争は毎年あること」

[ 2024年1月5日 13:27 ]

<ロッテ>ZOZOマリンスタジアムで自主トレを公開した安田(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの安田尚憲内野手(24)が5日、ZOZOマリンスタジアムで自主トレを公開した。自身の背番号「5」にちなみ、この日から始動。ランニング、キャッチボール、ノックなどに約3時間、汗を流した。昨年まではソフトバンク柳田の自主トレに参加していたが、今季は「自分の感覚を大事にして細かいところまで繊細にやりたい」と、一人で自主トレに取り組んでいる。

 昨年12月には日本ハムの清宮とともに米国のトレーニング施設「ドライブライン」を初めて訪れ、動作解析を受けた。「打撃コーチと話していたことにも通ずることも多かったの。それをデータとして見られて良かったなと思います」。より明確になった課題を修正すべく自分と向き合う時間を過ごしている。

 吉井監督は内野をシャッフルする構想を持っており、安田はこれまで主戦場とした三塁に加え、一塁にもチャレンジする。二塁から三塁へコンバートされる中村奨、ドラフト1位ルーキーの上田(明大)、DeNAから新加入するソトと争うことになるが、安田は「競争は毎年あること。今年が初めてではない」と受け止め、「サードでずっと出たい気持ちはある。まだまだ成績を残せていないので、今年は良い成績を残して『安田はサードで』と言われるぐらい頑張りたい」と定位置死守を誓った。

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