「2年前に100敗でもWS進出可能」メジャー29球団がこのオフはお金を使うと積極ムード

[ 2023年11月6日 07:35 ]

ワールドシリーズ第1戦前、フィールドで取材に応じたダイヤモンドバックスのロブロ監督(撮影・杉浦 大介通信員)
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 米アリゾナ州スコッツデールで開催されるGM会議(7~9日)について、USAトゥディ紙のボブ・ナイチンゲール記者がGM達に事前取材し、アスレチックスを除く30球団中29球団がこのオフは勝つために積極的に補強すると聞いたと5日(日本時間6日)、報じた。

 2年前の2021年シーズンに60勝102敗だったレンジャーズ、52勝110敗だったダイヤモンドバックスがワールドシリーズ(WS)に進出し、レンジャーズが世界一に輝いた。

 ダイヤモンドバックスは84勝78敗で第6シードだったが、それでもワールドシリーズに進めた。自分たちも可能だと気付いたのだ。あるGMは「こんなのは見たことがない。29球団が勝つことを考えているなんて初めて。みんなが積極的に行くと話している」という。

 お金を使わないことで有名なタンパベイ・レイズでさえ、代理人にこのオフはお金を使うと伝えているそうだ。日本人のFA選手、大谷翔平、山本由伸、今永昇太、前田健太、松井裕樹らは絶好のタイミングでFA権を得たといえる状況になった。

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