【ドラフト会議】東都から投手7人が1位指名のなぜ? 東洋大・井上大監督は「入れ替え戦もあり切磋琢磨」

[ 2023年10月26日 22:54 ]

「東都7人衆」(上段左から)東洋大・細野、青学大・常広、国学院大・武内、中大・西舘勇(下段左から)青学大・下村、亜大・草加、専大・西舘昂
Photo By スポニチ

 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで行われ、東都大学野球リーグに所属する7人の投手が1位で指名された。 指名選手一覧

 神セブンならぬ「東都ドラ1セブン」。セ・リーグでは下村海翔投手(青学大)が阪神、常広羽也斗投手(青学大)が広島、西舘勇陽投手(中大)が巨人、西舘昂汰投手(専大)がヤクルト、草加勝投手(亜大)が中日に1位指名された。

 パ・リーグでは武内夏暉投手(国学院大)が西武、細野晴希投手(東洋大)が日本ハムに1位。12球団のうち実に7球団で東都出身の選手が1位となった。

 理由はあるのか。報道陣から聞かれた東洋大の井上大監督は「なかなか難しい質問」とした上で「野球全体のレベルが高いのが一つ。あと東都リーグは入れ替え戦がある。他の大学さんと切磋琢磨(せっさたくま)するのも一つの要因だと思っています」と話した。

 ただ、1度のドラフトで同じ大学リーグから7人の1位指名はやはり異例。指揮官は「今回に関しては非常にまれなケース。そういう世代だったのかな、と思う」とした。

 日本ハムから1位指名された細野も「入れ替え戦があることと、実際に東都の投手と話すとみんな凄い負けず嫌い。そういうのも一つの要因かなと思う」と分析していた。
 

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年10月26日のニュース