【ドラフト会議】史上最多7度の抽選バトル!国学院大・武内は西武、ENEOS・度会はDeNAに

[ 2023年10月26日 17:45 ]

<ドラフト会議>武内の交渉権を獲得した西武・松井監督(撮影・西海健太郎)
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 プロ野球の新人選手選択会議「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が26日、都内のホテルで開催された。豊作年と呼ばれる今年の目玉は「佐々木朗希世代」となる大学生。1巡目入札から激しい“抽選バトル”が繰り広げられた。 ドラフト速報

 ENEOS・度会隆輝外野手(22)には中日、DeNA、ロッテには3球団が集まり、抽選でDeNA三浦監督が引き当てた。

 中大・西舘勇陽投手(21)には日本ハム、巨人の2球団で巨人・阿部新監督が見事に“初仕事”。「久しぶりにガッツポーズしました」と喜んだ。

 国学院大・武内夏暉投手(22)にはヤクルト、西武、ソフトバンクの3球団が集まり、西武・松井監督が「ヨッシャー!」。こちらもドラフトでは初のくじ引き役を担い、大役を果たして「めちゃくちゃうれしい。ホッとしています」と喜んだ。

 青学大・常広羽也斗投手(22)は広島、楽天の2球団となり、広島・新井監督が「よしっ!」と大きな声で雄たけび。「CSで菊池にスクイズのサインを出したとき以上に緊張しました」とユーモアたっぷりに笑顔で振り返った。

 一方、阪神は青学大・下村海翔投手(21)を単独指名。オリックスは上田西の横山聖哉内野手(17)を指名し、交渉権が確定した。セパ両リーグ王者が単独指名で落ち着いた。

 抽選で外れた球団は中日、ロッテが亜大・草加、日本ハム、楽天、ソフトバンクは大阪桐蔭・前田、と2組が再び抽選となった。ヤクルトは専大・西舘昂汰投手(22)で確定した。

 抽選の結果、亜大・草加勝投手(21)は中日・立浪監督が。大阪桐蔭・前田悠伍投手(18)はソフトバンク・小久保新監督が引き当てた。

 その後、日本ハム、ロッテが東洋大・細野晴希投手(21)を指名し、日本ハムの稲葉GMがクジに成功。楽天は桐蔭横浜大・古謝樹投手(22)を指名し、確定した。

 残ったロッテは明大・上田希由翔内野手(22)を指名し、12球団確定した。

 ドラフト会議史上、抽選7回は最多となった。

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