高崎健康福祉大高崎・佐藤　公式戦初完投で2年連続選抜当確

＜高崎健康福祉大高崎・中央学院＞3失点完投した高崎健康福祉大高崎のエース佐藤（撮影・村井　樹）
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　来春選抜の重要な選考資料となる秋季高校野球関東大会は24日、栃木県総合運動公園で準々決勝2試合を行い、高崎健康福祉大高崎（群馬1位）も中央学院（千葉1位）に4―3で逆転勝ちして、2年連続の選抜出場を当確とした。

　高崎健康福祉大高崎の最速145キロ左腕・佐藤龍月（1年）が143球の力投で、公式戦初完投した。「自信になります」。エンゼルス・大谷翔平のスイーパーを参考とした、曲がり幅の大きいスライダーを軸に5回まで無失点。逆転した直後の8回2死二、三塁は空振り三振で切り抜けた。選抜出場を当確させる4強入りに、試合後は涙する選手もいたが「自分はまだ泣きません。この秋の目標は神宮大会優勝です」と表情を引き締めた。