ソフトB・周東が月間MVP 育成ドラフト出身野手初「初めて獲れたのはうれしい」

[ 2023年10月25日 05:50 ]

月間MVPを受賞し、ガッツポーズを見せる周東(撮影・中村 達也)
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 セ、パ両リーグは24日、9、10月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表し、パの野手部門はソフトバンク・周東佑京内野手(27)が育成ドラフト出身野手としては史上初めて選出された。パの投手部門はオリックス・山本由伸投手(25)。セの野手部門は阪神・佐藤輝明内野手(24)、投手部門はDeNA・東克樹投手(27)が選ばれた。受賞者には大樹生命保険株式会社から賞金30万円などが贈られる。

 ソフトバンクの周東が、ともにリーグ1位の打率・330、34安打を記録し、育成ドラフト出身野手初で史上初受賞となった。

 「多くの先輩育成出身選手がいる中で初めて獲れたのはうれしい」と笑顔を見せた。

 今年3月に侍ジャパンの一員として、WBCで世界一に貢献した。ただ、開幕カードから1番に起用されながら結果が出ない日々。「打てなかったので、全てを変えないといけないと思った」と試行錯誤の末、見つけたのはノーステップ打法。これがはまり、9月以降1番に定着した。

 主力は免除される秋季キャンプだが「そんな(免除される)選手じゃない」と参加予定。不動の1番の地位を確固たるものにすべく、実りの秋にする。

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