阪神・岡田監督　巨人から貯金12「こんな勝ってるとは思わんかったけどなあ」宿敵だけど過剰な意識なし

セ・リーグ   阪神3－5巨人 （ 2023年9月21日    甲子園 ）

＜神・巨＞メンバー表最終確認時に原監督（右）と笑顔で言葉をかわす岡田監督（撮影・北條　貴史）
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　阪神が21日の巨人戦に敗れ、同戦の連勝が4でストップした。

　この日で今季最終戦となった「伝統の一戦」は、これで阪神の18勝6敗1分け。大幅な勝ち越しとはいえ、19勝目を挙げていれば、97年にヤクルトが挙げた1シーズンの巨人戦最多勝だったが、惜しくも届かなかった。

　試合後、阪神・岡田監督は巨人から貯金12を積み上げたことに「こんな勝ってるとは思わんかったけどなあ」と驚きを見せつつも、「まあ、別になあ、何勝何敗とかそういう計算はないし、一戦一戦やった結果やと思うよ、それは」と、過剰な意識を持たず、臨んだ結果だと言及した。

　巨人が宿敵であることは変わらないが、巨人だけに勝ち越してもペナント制覇は難しい。「まあ、それはどこのチームも一緒。巨人だけじゃなしに、他のチームも、他のみんなに勝ち越したのは大きい。まあ、お得意さん作るっていうかなあ。それじゃないとなかなか貯金は増えん。どっかに負け越してるチームは大体出るもんやけどなあ、みんなに勝ち越したというのは、そっちの方が大きいよな」とセ・リーグ全球団から勝ち越したことを成果として挙げた。