阪神・湯浅がCSへ意欲 リーグ優勝で「力になりたいという思いが一層強くなった」 負傷後初ブルペン

[ 2023年9月20日 05:15 ]

笑顔をみせる湯浅(撮影・中辻 颯太)
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 左脇腹の筋挫傷で離脱中の阪神・湯浅が、負傷後初のブルペン投球を行った。捕手を座らせた状態で30球を試投。実戦復帰に向けた回復ぶりをアピールした。

 「いい感じで投げられてました。違和感なく投げられている。(出力は)全力です!」

 7月30日のウエスタン・リーグの広島戦(丸亀)でスライダーを投じた際に負傷した。離脱の原因となった“因縁”の同球種も確認のため1球だけ投じた。「最初はキャッチボールでも怖さとかあって、なかなか投げられなかった。(実際に)投げても大丈夫だったし、問題ないかな」と手応えを感じ取っていた。

 リーグ優勝の胴上げやビールかけに参加し、「最後少しでも力になりたいという思いが一層強くなった。あの日でもう一個スイッチを入れることができた」と、1軍復帰への思いを強くした右腕。「今月中にファームで投げさせてもらって。それで問題なければフェニックス(・リーグ)も行けると思う。状態見ながらですけど、ポストシーズンに合わせて準備できるように」と、復帰への算段を立てた。投球練習を見守った福原2軍投手コーチは「再発しないように、徐々に上げていきながらって感じになる」と再発防止へ慎重な姿勢を強調した。

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