巨人・原監督　岡本和＆坂本2戦連発、中田翔の復帰即2発「中心打者が打ってくれるとね、こういうふうに」

セ・リーグ   巨人7―0中日 （ 2023年9月15日    バンテリンD ）

＜中・巨＞4回、ソロを放った中田（左）を笑みを浮かべガッツポーズで迎える原監督（撮影・椎名　航）
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　巨人が連敗を3で止めた。戸郷翔征投手（23）が今季22度目の先発登板。8回94球無失点の快投で、8月3日のヤクルト戦（東京D）で10勝目をマークして以来43日ぶり、“6度目の正直”で今季11勝目（5敗）を挙げた。打線は岡本和の0号、坂本の20号、中田翔の2本の本塁打などで12安打7得点。勝率を再び5割に戻した。

　目の前で阪神の優勝を許してから一夜。逆転でのクライマックス・シリーズ進出に向けて仕切り直しの1勝を挙げた原辰徳監督（65）は試合後、中軸が4発を放ち快勝した試合を振り返り「序盤に点が取れたのが良かったですね。まあ、中心打者が打ってくれるとね、チームはこういうふうになりますね」と語った。

　決勝の犠飛に加えて、4回に8月9日以来37日ぶりとなる14号ソロ6回には15号2ランを左翼席に叩き込んだ中田翔については「大きいですね」と、いい状態で戦列に戻ってきたことを喜んだ。

　そして、球団生え抜きの右打者として19年に坂本が40号を打って以来史上2人目となる自己最多の2戦連発40号ソロを放った岡本和については。「ねえ。すごい打球でしたね。あと10本ぐらい打ってほしいね！」と笑顔でエールを送った。

　岡本和に続き連発、しかも2戦連発のアベック弾となる自身4年ぶりの20号を放った坂本には「勇人もそうですね。中心打者が打ってくれるとね」と中心選手の活躍で連敗を3で止め、しみじみと話した。