チーム解体のエンゼルスは最下位アスレチックスに完敗　大谷翔平は3打数1安打も8戦ノーアーチ

ア・リーグ   エンゼルス2ー9アスレチックス （ 2023年9月1日    オークランド ）

＜アスレチックス・エンゼルス＞試合前、ベンチでネビン監督（右）とタッチを交わす大谷（撮影・光山　貴大）
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　エンゼルスの大谷翔平投手（29）が1日（日本時間2日）、敵地オークランドでのアスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場。3打数1安打で4試合連続ヒットをマークしたが、チームは完敗を喫した。

　大谷は初回1死一塁の第1打席は一ゴロ、3回2死三塁の第2打席は三ゴロに倒れた。6回の第3打席は先頭で右翼線へ二塁打を放ち、4試合連続ヒットをマーク。8回2死の第4打席は四球を選んで出塁すると、続くドゥルーリーの適時二塁打で生還した。本塁打は出ず、今季ワーストタイの8試合連続ノーアーチとなった。

　ただ、試合は先発・サンドバルが4回に突如乱れ、5失点。8回には4番手・バリアが2ランを浴びるなどし、突き放された。打線も8回にドゥルーリーの適時打、9回にオハピーのソロで反撃も届かなかった。

　ウエーバーにかけられていた主力選手のうち先発右腕・ジオリト、救援左腕・ムーア、右翼手・レンフローら5選手が移籍。マイナーから7選手を昇格させるなど解体に踏み切ったチームは同じア・リーグ西地区で最下位に沈むアスレチックス相手に完敗を喫した。