マリナーズが4連勝　ア西地区首位を堅守　1差で追う2位レンジャーズと3位アストロズも白星

4回に24号2ランを放ったマリナーズのロドリゲス（AP）
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　20年ぶりにア・リーグ西地区の首位に立っているマリナーズは28日、地元シアトル（ワシントン州）でアスレチックスを7―0で下して4連勝で75勝56敗。フリオ・ロドリゲス（22）の24号2ランなどで序盤で点差を広げ、新人のブライアン・ウー（23）は6回を3安打、無失点で今季2勝目（3敗）をマークした。

　マリナーズはここ13戦で12勝目。8月は20勝5敗で、15日の時点では首位レンジャーズに7・5ゲーム差をつけられていたが、レ軍の不振もあって一気に首位に躍り出ている。

　4月9日から守り通した首位の座を前日に明け渡したレンジャーズは、敵地ニューヨークでメッツに4―3で競り勝って74勝57敗。ここ12戦ではこれが2勝目となった。9回表にネート・ロウ（28）が右前に逆転の2点タイムリー。マリナーズとの1ゲーム差はそのままとなった。

　レンジャーズとゲーム差なしで3位につけているアストロズは敵地ボストン（マサチューセッツ州）でレッドソックスを13―5で退けて76勝58敗。3連敗のあとは3連勝を飾り、ロードでは今季40勝目（27敗）をマークした。

　メジャー13年目のホセ・アルトゥーベ（33）は初回の第1打席こそ三振だったが3回の第2打席では二塁打。さらに5回に右前打、6回に三塁打、8回には10号2ランを放ってメジャー13年目で初のサイクル安打を達成した。

　＜ア・リーグ西地区順位（27日現在）＞
（1）マリナーズ（75勝56敗）
（2）レンジャーズ（74勝57敗）
（3）アストロズ（75勝58敗）
（4）エンゼルス（63勝69敗）
（5）アスレチックス（38勝94敗）