巨人・菅野智之 7回途中無失点で3勝目の権利「できれば7回投げ切りたかった」ピンチを高梨が封じる

[ 2023年8月17日 20:32 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2023年8月17日    バンテリンD )

<中・巨>3回、満塁のピンチで石川昂を右飛に打ち取り、岸田(左)と笑顔でグータッチする菅野(撮影・椎名 航)
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 巨人の菅野智之投手(33)が17日の中日戦(バンテリンドーム)で今季9度目の先発登板。6回1/3を投げ6安打無失点の好投で、7月8日以来、40日ぶりの白星となる3勝目の権利を得て降板した。

 3回に先頭の村松に中越え三塁打を浴び、無死三塁のピンチを迎えたが、松葉を投直に仕留める。さらに27試合連続安打中の岡林を一ゴロに。一塁手の中田の本塁への素早い送球で本塁をアウトにした。ここから2死満塁と再びピンチを迎えたが、石川昂を153キロ直球で右飛に抑えた。

 4回以降も走者を出しても連打を許さなかった。7回1死から安打と死球で1死一、二塁となったところで降板したが、2番手の高梨が岡林を捕邪飛、代打・ビシエド四球の後、満塁から宇佐見を右飛に抑えた。

 菅野は15日の同戦に先発予定だったが、台風7号接近による交通機関への影響と観客の安全を考慮し、バンテリンドームの中日戦は中止。2日間登板日はずれ、中8日の登板となったが「しっかり経験でカバーします」と話していた。

 菅野は7月8日のDeNA戦(東京D)で2勝目を挙げたが、以降は4試合で0勝3敗と3連敗中だった。前回8日の阪神戦(東京ドーム)では2回2/3を7安打5失点KOされていたが、有言実行で修正した。

 ▼菅野 できれば7回投げ切りたかったですが、今日できることはできた。この投球を、また続けていけるように、次回に向けてしっかり準備します。

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