猛虎に負けてられん！オリも優勝マジック点灯ウイーク　由伸「勝てる投球」で28年ぶり快挙に導く

石川（左）と談笑する山本　（撮影・後藤　大輝）
Photo By スポニチ

　猛虎に負けてはいられない。オリックスはリーグ2位に終わった14年以来9年ぶりとなる優勝マジック点灯へのカウントダウンが開始。きょう16日のソフトバンク戦は、プロ入り2度目のスライド登板となる山本が万全の状態で臨む。

　「昨日（14日）の段階で中止とわかっていたので、しっかり切り替えて練習できた。1試合の重みが増してきますので、勝てる投球ができるように」

　台風7号が直撃した15日は京セラドームで自主練習。「自分だけでなく、関西が大変な状況ですので」と冷静だ。スライドは19年4月10日のロッテ戦（ZOZOマリン）以来4年ぶりで、当時も翌11日の同戦（同）で8回1失点で白星を挙げており、不安は全くない。

　最短で22日に待望の優勝マジック26が初点灯。リーグ制覇した一昨年、昨年は優勝マジックが点灯しないまま優勝しており、8月中までに点灯すれば95年（7月22日＝M43）以来28年ぶりだ。独走態勢を固めるべく、エースがマウンドに上がる。　（山添　晴治）