【甲子園】広陵・中井監督「簡単には勝てない」　優勝候補の慶応戦へ　相手エース小宅も警戒

広陵・中井監督（右）　
Photo By スポニチ

　広陵（広島）は宿舎でのミーティングや素振りなどで改めて最終調整に努め、きょう16日に順延された慶応（神奈川）との3回戦に備えた。優勝候補の一角に挙がる強豪校同士の対決を前に、中井哲之監督は「本当に簡単には勝てないと思う。最終的に1点でも多く奪って勝ちたいと思います」と見据えた。

　立正大淞南（島根）との2回戦では3番・真鍋慧（けいた＝3年）の2安打3打点など計11安打8得点と打線が機能。中井監督は「しっかりとバットを振っていけた」と打線の状態に手応えをつかみつつ、慶応のエース・小宅雅己（2年）を警戒し、「非常にまとまった投手で直球は球速以上に切れがある。簡単に大量点は取れないと思う」と接戦を思い描いた。