ヤクルト勝ち頭・小沢が5回11安打8失点KO 初回から毎回失点、4発被弾も高津監督は続投指示

[ 2023年8月15日 20:08 ]

セ・リーグ   ヤクルトーDeNA ( 2023年8月15日    神宮 )

<ヤ・D>初回、宮崎に先制ソロを浴びる小沢(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの小沢怜史投手(25)がDeNA戦(神宮)に先発登板。5回で4本塁打を含む11安打を打たれて8失点KOされた。

 小沢はここまでエース小川と並んで5勝をマークしているチームの勝ち頭。だが、初回からDeNA打線にメッタ打ちとなった。

 初回、2死から宮崎に外角フォークを左中間スタンドに叩き込まれて先制を許すと、2回には2死から伊藤に外角カットボールを左翼スタンドへ運ばれ2失点目。伊藤は2年ぶりのアーチとなった。

 3回には1死から佐野に高め直球を右翼スタンドへ放り込まれ、さらに桑原と宮崎の連続長短打でもう1失点。4回には関根、伊藤の連続長短打と佐野の左前適時打で2点を失い、4回まで毎回の6失点となった。

 4回までで球数はジャスト100球。だが、高津監督はその後も続投を指示した。5回には1死からソトに外角直球をバックスクリーン左に叩き込まれる2ランを被弾して8失点目。ここでも降板とはならず、この回を投げ切って、ようやくその裏に代打・北村が出されて降板となった。

 投球内容は5回で打者26人に対して121球を投げ、11安打8失点(自責8)。6三振を奪い、四死球はなし、直球の最速は142キロだった。

 初回から5回まで毎回失点。4本塁打を浴びるまさかの降板となったが、4発被弾も8失点もプロ8年目で最多。121球という球数もプロ最多となった。

 小沢は未勝利のまま21年オフにソフトバンクを戦力外となり、22年に育成契約でヤクルト入り。6月に支配下契約を勝ち取った昨季はプロ7年目での初勝利を含む2勝をマークしている。

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