阪神 アレ期待効果や!甲子園の9月前売りチケットの売れ行きが絶好調

[ 2023年8月15日 05:15 ]

阪神甲子園球場
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 阪神への優勝期待効果で、甲子園球場の9月前売りチケットの売れ行きが絶好調になっていることが14日までに分かった。開催12試合のうち6試合で完売し、残る6試合も品薄。全ての試合で4万人以上の大観衆を見込まれる。

 特に「敬老の日」の祝日を含んで連休の17、18日のDeNA戦は早い段階でソールドアウト。今回の10連勝を受け、新たに21日の巨人戦もわずかだった残席が埋まった。多くの虎党がアレが決まる「Xデー」とにらんで売り切れとなった可能性が高い。前回リーグ優勝した05年は9月29日(巨人戦)に甲子園球場で岡田監督が胴上げされた。18年ぶり歓喜の日はいつ訪れるのか。関心の高まりが早くも表れた。

 球団関係者によれば「9月のチケットの販売はチーム状況に左右される」という“勝負月”。優勝争いの行方が見えることもあって例年なら空席が目立ち始める時期で、コロナ下の人数制限が解除されて3位だった昨季でさえ、9月13試合で4万人以上の観衆を集めたのは4試合にとどまった。

 今季に関しては9月のチケットは入手困難になりつつあり、関係者からは「9月はどれだけ営業を頑張っても売れないことがある。その点、今年は売れ行きが全く違う。岡田監督の下、好成績を収めているチームのおかげ」とうれしい悲鳴が上がった。主催試合の観客動員数は12球団で唯一200万人を超えてトップ。声援を味方に変え、頂点へ突っ走る。

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