夏の甲子園 女子部員による試合前ノック解禁 選抜では城東・永野マネジャーが初ノック

[ 2023年7月28日 16:44 ]

<東海大菅生・城東>試合前のノックを打つ城東・永野マネジャー(撮影・北條 貴史)
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 第105回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)の運営委員会が28日、大阪市内で行われ、本大会で女子部員が試合前にノッカーを務めることを可能とすると発表した。

 大会での女子部員の活動範囲の拡大に取り組む中、昨年の第104回大会からは、自校の普段の練習で活動している範囲内で、試合前ノック時のボール渡しや練習補助、試合中のボールパーソンを女子部員が務めることを可としていた。

 今回からは新たに、女子部員が試合前ノック時にノッカーを務めることを可とした。

 主催者は大会前に実施する責任教師会議、監督会議で安全対策について説明し、代表校の中で以下の活動を行う女子部員がいるかを把握した上で、その活動を認めるとしている。

 今春選抜では一足先に解禁され、 21世紀枠で春夏通じて初出場した城東(徳島)の永野悠菜マネジャー(3年)がユニホーム姿でノッカーを務めた。女子部員がノッカー役を務めるのは初めてのケースだった。

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