楽天　5年目左腕の鈴木翔天がプロ初セーブ　「緊張した」も3人でピシャリ　則本登板時のリベンジも

パ・リーグ   楽天4―2西武 （ 2023年7月23日    ベルーナD ）

＜西・楽＞西武に勝利し捕手・太田とグータッチする鈴木翔　（撮影・白鳥　佳樹）
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　楽天の5年目左腕・鈴木翔がプロ初セーブを挙げた。

　体調不良のために「特例2023」で出場選手登録を外れた守護神・松井裕に代わって2点リードの9回にマウンドへ。3者凡退で締め「緊張したけど、真っすぐが指にかかっていたし、自信を持って投げ込めた」と胸を張った。

　守護神不在の穴を埋めたが「正直、松井さんに頼り切っていたので。僕らは松井さんにつなぐという思いだけで投げていた。いざいなくなると“凄いな”と思う」と話した。

　もう一つうれしかった理由がある。16日のロッテ戦。1点リードの8回1死で先発・則本の後を受けてマウンドに上がったが、ポランコに同点ソロを被弾。則本の白星を消してしまっていた。

　この日も先発・則本が7回2失点。鈴木翔は「何でよりによって今日なんだろう」と笑って振り返ったが、見事に「リベンジ」する好投だった。

　則本も「（16日に）僕の後に打たれて悔しがっていた。今日は（鈴木）翔天の初セーブがうれしい」と笑顔で喜んだ。