広島・新井監督「さすが松山さんですね」 欲しかった追加点 競り合いに強い要因として指揮官も称賛

[ 2023年7月23日 22:18 ]

セ・リーグ   広島3-1中日 ( 2023年7月23日    マツダ )

<広・中>6回1死満塁、代打・松山は中犠飛を放つ (撮影・奥 調)
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 広島が23日の中日戦に3-1と勝利し、20年以来3年ぶりの7連勝を達成。貯金を今季最多となる11まで伸ばし、首位・阪神をゲーム差なしでピタリと追走した。

 打線は初回に秋山の適時二塁打で先制し、先発の大瀬良が粘りの投球を見せる展開。勝負所は6回だった。4番・上本の犠打もあり、1死満塁と好機をつくると、新井監督はデビッドソンに代打・松山を送って勝負。ここで松山が値千金の犠飛を放ち、欲しかった追加点を奪った。

 代打・松山の勝負強さについて、新井監督は「さすが松山さんですね。どうしても次の1点が欲しかったので、あそこは彼に任せてました」と手放しで喜んだ。この1点が、試合の流れを大きく分けたことは間違いない。

 競り合いでも強い。その強さはどこにあるのか、と聞かれた同監督は「選手が勝負所というのを分かってくれていると思いますし、後から出る選手も自分の役割というのをしっかり分かってくれた上で準備ができているというところじゃないでしょうかね」と、松山らベンチスタートの選手の準備も称え、「今日も全員で勝ち取った勝利だったと思います」と今季初の7連勝を称えていた。

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