JR東日本、初の東京ドームVまであと2勝　「ウチらしい試合」で接戦制した

第94回都市対抗野球第10日　準々決勝   東京ドーム （ 2023年7月23日    JR東日本（東京都）4―2東海理化（豊川市） ）

＜JR東日本・東海理化＞6回、ピンチを無失点で切り抜けガッツポーズするJR東日本・西田（撮影・木村　揚輔）
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　JR東日本が18年以来のベスト4に進出した。4点中、適時打は1点だけ。チャンスを作って内野ゴロで2点と暴投での得点。「ウチらしい試合ができたね」と浜岡武明監督は満足そうにうなずいた。投げては5人の投手リレーで2点に抑えリードを守り切った。

　主将で捕手の渡辺は「昨年の準々決勝、東京ガスに9回にやられて負けてから最後の1アウトまで気を抜かないようにやってきた」と話した。4―2でリードした9回、3点を奪われ逆転負け。8強で姿を消した。その悔しさが今大会につながっている。

　11年の優勝は東日本大震災の影響で京セラドームだった。今度こそは東京ドームで。準決勝の相手トヨタ自動車は昨秋の日本選手権王者。「思い切りぶつかっていくだけ」と指揮官は表情を引き締めていた。