ドラフト上位候補右腕の滝川二・坂井 左肩甲骨付近の死球で途中交代 登板なしも「全然大丈夫」

[ 2023年7月23日 15:52 ]

第105回全国高校野球選手権兵庫大会準々決勝   滝川二10―1市西宮 ( 2023年7月23日    明石トーカロ )

<兵庫大会準々決勝 滝川二―市西宮>7回2死一塁、死球を受けた滝川二・坂井
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 2015年以来、8年ぶりの甲子園出場を目指す滝川二が市西宮を10―1で7回コールド勝ちし17年以来の準決勝進出を決めた。

 今秋ドラフト上位候補右腕の坂井陽翔(3年)は「4番・右翼」で先発し3回に左犠飛を放つなど1打数1安打1打点。7回の打席で左肩甲骨付近に死球を受け、直後の守備から交代。登板することはなかった。

 「死球は全然大丈夫。今日は投げる機会は一切ないと言われていたので打撃に専念できた」

 準決勝の相手は明石商に決まった。2年時の春季大会2回戦で対戦し坂井自身は先発し7―6で勝利しているが、当時とはメンバ―も違うだけに、新たな気持ちで臨む。「投手として休むことはできた。しっかりデータなどを見て対策を練る。残り2試合、自分が全部投げきるつもりでいる」。エースとしてフル回転を宣言し自身初の聖地を勝ち取りにいく。

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