原監督　山崎伊の“二刀流”絶賛「非常に技術がありますよね」　柳から左前打、丸の2ラン呼び込む

セ・リーグ   巨人5―1中日 （ 2023年7月4日    バンテリンD ）

＜中・巨＞勝ち星を挙げた山崎伊（右）を迎える原監督（撮影・椎名　航）
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　巨人の原辰徳監督（64）が5勝目を挙げた3年目右腕・山崎伊織投手（24）の“二刀流”を絶賛した。

　中日戦（バンテリンD）に先発登板した山崎伊は、投げては7回4安打1失点と好投。6月1日のロッテ戦（ZOZOマリン）以来4試合＆33日ぶりとなる今季5勝目をマークしたが、打っても先頭打者として入った3回の第1打席で好投手・柳の初球を左前打として丸の先制2ランを呼び込んだ。

　「非常に力投したという感じがしますね」とまずは山崎伊の投球について触れた原監督。2―1で迎えた7回には安打と四球で1死一、三塁のピンチを招いたが、自らのけん制で一走・高松（宇佐見の代走）を刺し、高橋周を空振り三振に仕留めて得点を許さなかった山崎伊について「すごくビッグプレーですね」と称えた。

　1軍デビューの昨季から投手とは思えない快音を響かせ続けている打撃についても「バッティングは今に始まったわけじゃないしね。バッティングそのものは非常に技術がありますよね」とご満悦だった。