エンゼルス　ロッキーズの通算207発・ムスタカスをトレードで獲得　歴史的大勝した相手から

ロッキーズのムスタカス（写真中、ロイター）

　エンゼルスは24日（日本時間25日）、ロッキーズのマイク・ムスタカス内野手（34）をトレードで獲得したと発表した。

　三塁手のレンドン、遊撃手のネト、内野の全ポジションをこなすウルシェラがそろって負傷者リスト入りし、内野手の補強が急務となっていた。

　ムスタカスはメジャー通算207発をマークしている左の大砲。ロイヤルズ時代の15年に22本塁打、82打点を挙げてワールドシリーズ制覇に貢献。19年オフに4年総額6400万ドルの大型契約でレッズへ入団したが、度重なる故障もあって22年オフ自由契約に。今年3月、ロッキーズとマイナー契約を結んでいた。

　くしくも同日、28安打25点の球団新記録となる猛打で25－1と歴史的大勝した相手からの獲得となった。

　この試合では、メッツからトレードで獲得したエデュアルド・エスコバー内野手を出場登録して即スタメン起用。傘下3Aソルトレークからデービッド・フレッチャー内野手をメジャー40人枠に登録し、昇格させた。こちらもスタメンで出場し、本塁打を含む6打数4安打5打点と大暴れした。

　ロッキーズにはマイナーの右腕が移籍する。