セ・リーグで1人だけ! 阪神・近本、2度もキャノン“甲斐くぐった” リーグトップ独走12盗塁

[ 2023年6月19日 05:15 ]

交流戦   阪神0―9ソフトバンク ( 2023年6月18日    甲子園 )

<神・ソ>5回、近本はこの試合2つ目となる二盗を決める(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 阪神・近本は甲斐キャノンをかいくぐり、今季2度目のマルチ盗塁をマークした。3回2死一塁と5回2死一塁で二盗。クイックモーションが苦手なスチュワートの隙を突き、交流戦のセ・リーグ選手では初めて甲斐から1試合2盗塁を決めた。3回は初球、5回は2ボールからの3球目。いずれも早いカウントから決めても「最高のタイミングではないです」と自己基準では厳しめだった。2位の中日・岡林に4個差をつけ、リーグトップを独走する12盗塁。4月に最初2度の失敗後は12企図連続の成功だ。交流戦を終え「今はそんなに考える時間はない」と表情を引き締め、「しっかりコンディションを整えて次の試合に向けて頑張ります」とリーグ戦再開をにらんだ。

 ○…阪神が3、5回の近本と6回大山のゲーム3盗塁。甲斐(ソ)から成功させたものでは18年5月30日と、22年6月9日の2盗塁を上回り最多。なお甲斐がゲーム3度以上の許盗塁は、昨季6月27日ロッテ戦の3度以来。自己ワーストは4度だが、交流戦では今回の3度が単独で最多。1人の走者にゲーム2度の許盗塁は、交流戦では近本が初めて。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月19日のニュース