明大がA組1位通過 内海が決勝打「絶対打ってやると」 デビュー戦勝利の三浦は手応え口に

[ 2023年6月19日 14:40 ]

東京六大学野球春季フレッシュトーナメント第3日 A組   明大4―2早大 ( 2023年6月19日    神宮 )

勝利の立役者になった明大の内海(左)と三浦
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 明大が土壇場の9回に決勝点を挙げA組1位通過を決めた。同点の9回2死一、二塁でリーグ戦でも本塁打を放っている内海優太(1年=広陵)が早大の抑え・伊藤樹(2年=仙台育英)から中前に決勝点となる一打を放った。岸本一心(いっさ、1年=横浜)も中前にはじき返し2点目を奪った。この回無得点なら延長がないため、勝ちがなくなり1位通過はできなかった。

 「リーグ戦と一緒で緊張感を持って打席に入りました。この回、点を取らないと優勝決定戦に進めないので、絶対打ってやると思ってました」打のヒーローとなった内海は最高の笑み。

 神宮デビュー戦で勝ち投手となった三浦心空(こくう、1年=東邦)は「ある程度ストレートで押せたし変化球もよかった」と手応えを口にした。8回から登板して2イニングを無安打3奪三振。ネット裏から見守った田中武宏監督は「(三浦は)広島に行った野村に感じが似ている。入学してから体もたくましくなった」と高評価。練習試合では150キロもマークした右腕は「明治の投手陣はすごい人ばかり。追いつけ追い越せの気持ちでやっています」と秋季リーグ戦でのデビューを誓っていた。

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