落合博満氏　大谷翔平の凄さは「すべて野球にかけてるところ」　3冠王「可能性はなくはない」

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（69）が18日、TBS系「サンデーモーニング」（日曜前8・00）に出演。6月絶好調のエンゼルス・大谷翔平選手（28）に言及した。

　大谷はこの日のロイヤルズ戦でメジャー通算150号、両リーグ単独トップとなる23号を放った。直近9試合で7発目と好調な大谷に落合氏は「無理にライトに打ちにいってませんよね。センター中心に打ってるのが良い結果を生んでるんじゃないですかね」と分析。そして6勝を挙げている投手・大谷についても「もうちょっと勝ててもおかしくない投手ですよね」と本来ならばもっと白星が伸びているとした。

　この日の活躍により、本塁打23本、打点56はともにリーグトップ。打率も3割をキープし、上位に位置するだけに3冠王についても「可能性はなくはないですよ」とニヤり。「アメリカン・リーグは打率そんな高くありませんからね。ナショナル・リーグは4割近い打者（アラエス）が1人いますから」とした。

　その上で大谷の凄さについて「すべて野球にかけてるってところが凄いんじゃないですか」ときっぱり。中畑清氏が「俺もかけてたんだけどな」と冗談交じりにボヤくと、落合氏は「かけ方が違う」とツッコミを入れ、笑っていた。