日本ハム・鈴木 ノーゲームでプロ初安打が幻に…記念球が「ただのボールになりました」

[ 2023年6月16日 05:30 ]

ノーゲームとなり引き揚げる鈴木(撮影・光山 貴大)
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 日本ハム・鈴木のプロ初安打が幻となった。0―3の2回2死一塁。東の直球を捉えると打球は二塁手・牧のグラブをかすめて右前へ抜けた。プロ4年目、4打席目で生まれた初安打に「ちょっと詰まってましたけどね。たまたま当たった」。自らのバットで好機を拡大し続く加藤豪、松本剛の連打で同点に追いついた。

 しかし、試合開始前から降り続いた雨の影響で2回裏を終えたところで中断。33分間の中断を経て雨天中止が決まった。初安打の記念球も渡されていたが「ただのボールになりました。一応、両親に幻のボールを渡したい」と鈴木。続けて「いつか初ヒットの記念球を渡せるように…。というか、本業投手なので!」と笑った。

 初回は雨の影響で制球に苦しみ、4番・牧に3ランを被弾。しかし、その本塁打も幻となり「状態的にもグラウンドコンディション的にも、良くなかった。これもプラスに捉えて次に生かしたいです」と、前を向いた。(清藤 駿太)

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