由伸との投げ合いに屈した阪神・村上「あそこは絶対粘らないと。実力不足」2失策絡んだ先制点の責任背負う

[ 2023年6月13日 22:33 ]

交流戦   阪神0―2オリックス ( 2023年6月13日    甲子園 )

<神・オ>4回、中川圭に、先制打を許した村上(撮影・岸 良祐)
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 阪神・村上は8回4安打2失点(自責1)の好投実らず、オリックス・山本との投げ合いに屈して今季3敗目を喫した。降板後に「味方のエラーをカバーできなかったこと、相手が好投手で次の1点を与えてはいけない展開の中で、最少失点で粘りきることができなかったのが悔しいです」とコメントした右腕は、試合後も「粘れなかったのが悪いですし、あそこのホームランも無駄だったので…」と肩を落とした。

 両軍無得点の4回に味方の2失策が絡んで満塁を背負い、東洋大の2学年先輩だった中川圭に決勝点となる先制の右前適時打を浴びた。「あそこは絶対粘らないといけない場面だったので。それができなかったのが自分の実力不足ですし、ダメですね」。無四球、9奪三振で3試合連続の8イニング消化でも、首を横に振った。

 同学年の山本との投げ合いについては「相手もいい投手なので、なかなか点が入らないのは分かっていたので。(山本のテンポに乗せられて)いい感覚で投げられたってのもあります」と語った村上。球界のエースに劣らぬ投球を展開し、「これを次に生かしていきたいと思います」と前を向いた。

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