オリックス 由伸8回無失点11Kで5連勝! 「関西ダービー」初戦制し、交流戦200勝も達成

[ 2023年6月13日 20:36 ]

交流戦   オリックス2-0阪神 ( 2023年6月13日    甲子園 )

<神・オ>先発・山本は気迫のこもったピッチングを見せる(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 オリックスが13日の阪神戦に勝利し、「関西ダービー」で白星発進となった。勝因は何と言っても、エース山本由伸投手の好投だ。

 初回、3者凡退で切り抜けると、打者一巡する3回まで完全投球。5回に坂本に初安打を浴びたが、冷静に後続を打ち取って、無失点投球を続けた。打線も4回に中川圭の適時打で先制点を挙げると、7回にはゴンザレスの8号ソロで追撃。山本を力強く援護した。

 同じ98年生まれである阪神・村上との投げ合い。山本は都城高時代は2年夏の宮崎大会8強が最高で甲子園出場はかなわず、対照的に村上は智弁学園時代に3度出場し、3年春には全5試合を投げ抜いて全国優勝に貢献した。同世代の甲子園優勝投手との投げ合いに「楽しみ。なかなか簡単に勝てるような投手じゃないと思う」と」と闘志を燃やしていた山本は、その後も気迫のこもった投球を続けた。

 甲子園では初の先発マウンド。7回には味方の失策などもあり2死満塁のピンチを背負うが、最後は木浪を遊ゴロにしとめて、得点は許さなかった。テンポよく投げ込み、毎回奪三振となる11三振で、8回2安打無失点の好投。9回は山崎颯がピンチを招きながらも何とか無失点で切り抜けた。

 これで山本は5連勝となり、6勝でパ・リーグトップタイに。チームも交流戦200勝を達成した。体調不良で欠場となった中嶋監督に代わり、監督代行を務めた水本ヘッドコーチに白星をプレゼントした。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月13日のニュース