阪神・才木 ダルビッシュ以来の交流戦3冠達成なるか?防御率0.00

[ 2023年6月13日 05:30 ]

阪神の才木
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 残り2カードと大詰めを迎えた交流戦。セ首位ながら交流戦では9位と不本意な阪神にあって、才木の躍進ぶりが光っている。4日ロッテ戦では佐々木朗に投げ勝ち昨年9月1日広島戦以来2度目の完封勝利。11日の日本ハム戦も7回無失点で交流戦2戦2勝とし、防御率0.00との2部門でトップに立つ。

 過去の交流戦で規定投球回に到達し防御率0.00をマークしたのは15年のメッセンジャー(神)、昨年の青柳(神)、加藤貴(日)の3人だけ。才木は交流戦のシーズン規定投球回(総試合数と同じ18)まであと2イニングで、次戦で2イニング以上を自責点0で投げ切れば4人目で阪神勢3人目の記録を達成する。

 また、奪三振も佐々木朗の20、バウアー(D)の19に次ぐ3位タイの17。防御率、勝利と合わせた交流戦投手3冠も狙えるが、達成すれば09年ダルビッシュ有(日=防御率1.15、4勝、40奪三振)以来14年ぶり2人目になる。今季の登板は全て日曜日で、これまで通りなら今週はプロ初登板カードとなる18日のソフトバンク戦になりそう。12日現在、交流戦最多の53得点を挙げるパの雄を相手にサンデー才木が三たび、無失点の快投を見せられるか。(記録課・志賀 喜幸)

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