ラミレス氏 中日・細川成也の大ブレークは同じ右打ちのあのコーチの影響「スタイル重なる」

[ 2023年6月12日 19:33 ]

アレックス・ラミレス氏
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 元DeNA監督のアレックス・ラミレス氏が自身のYouTube「ラミちゃんねる」を更新。現役ドラフトで中日移籍した細川成也外野手(24)の能力を引き出したのは和田一浩打撃コーチと指摘した。

 ラミレス氏はDeNA監督時代から細川のポテンシャルには注目していた。だが、「ベイスターズではなかなか才能がかみ合わなかった」と振り返った。

 DeNAでは6年間で6本塁打だが、中日移籍後54出場終了時点で打率・330、6本塁打。ラミレス氏はDeNAでは構えが後ろすぎたり前すぎたり低すぎたり安定していなかったが、「引きつけて最後までボールが見えているから逆方向にも打てるようになった。和田コーチの打撃スタイルと重なる部分がある」と解説した。

 和田コーチが現役のときのように大きなステップで踏み込むことでボールを引きつけ、全方向に打てるようになった。

 ラミレス氏は今の状態をキープすれば今季は打率・290、20本、90打点の数字を残せると太鼓判。ポテンシャルは「3割、30本、100打点」とさらに高い。

 中日は下位に低迷するが、「彼を中心に打線を組んで欲しい」と提言。細川のような若手を中心にチームを作れば「2、3年後非常に強くなるだろう」と予想した。

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