帽子投げ飛ばして反省の阪神・湯浅 「次に帽子投げるなら」先輩投手のユーモアある“激励”は

[ 2023年6月12日 07:00 ]

交流戦   阪神1-0日本ハム ( 2023年6月11日    エスコンF )

9回、同点を許した湯浅は悔しさのあまり帽子を投げつける (撮影・後藤 大輝)
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 【記者フリートーク】 3日のロッテ戦で救援に失敗した後、阪神・湯浅がグラウンド上で帽子を投げ飛ばしたことが賛否両論を呼んだ。「エラーした野手のせいだと言われるのが一番嫌。あの時は自分自身に一番腹が立っていた」。怒りの感情に身を任せた行動を省みて「今は、あれがあったから成長できたと言われるようにしていきたい」と決意している。

 5日ロッテ戦の試合前練習では、岩崎と恒例の階段トレーニングを実施。甲子園球場一塁側アルプス席の最上段からグラウンドを見渡しながら、先輩左腕にマウンド上での感情、そして振る舞いについても言及された。そして最後に…。「次に帽子を投げるなら、優勝した瞬間に投げろ」。第5回WBC決勝の大谷を思い起こさせるユーモアある“激励”を、完全復調へのエネルギーとしていることは言うまでもない。(阪神担当・阪井 日向)

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