エンゼルス・大谷翔平　2打席連続タイムリーで打率3割に復帰　チームは競り勝ち20勝到達

ア・リーグ   エンゼルス6－4アストロズ （ 2023年5月8日    アナハイム ）

エンゼルス・大谷翔平
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　エンゼルスの大谷翔平投手（28）が8日（日本時間9日）、本拠地でのアストロズ戦に「3番・DH」で先発出場。2打席連続となる適時二塁打を放つなど4打数2安打で2戦連続マルチ安打を記録。チームも接戦をものにし、連敗を2で止め20勝に達した。

　大谷は初回1死一塁の第1打席は左飛に倒れたが、1－3の3回1死一、二塁では低めカーブを中前へ運ぶ適時二塁打とし反撃。4－3と勝ち越された直後の5回1死三塁での第3打席でも右越え適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。

　7回の第4打席は左飛に倒れたものの、4－4の8回にドゥルーリーの適時三塁打で勝ち越すと、大谷はベンチから身を乗り出して大喜び。続くタイスも犠飛を放ち、2点のリードを奪った。最後はエステベスが試合を締め、シーソーゲームを見事に制した。

　大谷のマルチ安打は今季12度目。試合前には9日（同10日）の同戦先発に向けブルペンで投球練習を行った。5、6割程度の力で変化球を交え38球。入念に調整。登板へ弾みを付ける白星となった。