巨人・ビーディ 一度は自ら逆転打も…来日初勝利またもお預け 5回3失点で降板

[ 2023年4月7日 20:30 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2023年4月7日    マツダ )

<広・巨>3回、勝ち越しを許したビーディ(撮影・平嶋 理子)
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 巨人の新助っ人、タイラー・ビーディ投手(29=前パイレーツ)が広島戦(マツダ)で来日2度目の登板。5回5安打3失点(自責2)で降板し、来日初勝利はまたもお預けとなった。

 初回に1点先制を許し、直後の2回には自ら来日初安打初打点となる2点適時打を左前に放って一度は2―1と逆転に成功。だが、3回だった。菊池、野間の1、2番コンビに連打され、1死後に4番・マクブルームへ四球を与えて満塁。続く西川の左前適時打で追いつかれると、デビッドソンの右犠飛で2―3と勝ち越された。さらに坂倉も四球で歩かせ、再び2死満塁。ここは田中を空振り三振に打ち取ってそれ以上の得点は許さなかったが、序盤の3回までで77球と球数が多くなった。

 4回は3者凡退に仕留めたが、この時点で91球。1点ビハインドのまま迎えた5回は1死からマクブルームに右中間へ二塁打されるも後続を打ち取り、101球を数えた。直後の6回に無死一、二塁のチャンスで打席が回ると、代打・門脇が出て降板となった。この回で逆転すればビーディに勝利投手の権利が発生するところだったが、1死二、三塁で中山、ブリンソンが連続凡打に倒れて無得点。来日初勝利は持ち越しとなった。

 投球内容は5回で打者24人に対して101球を投げ、5安打3失点(自責2)。3三振を奪い、与えた四球は3つ、直球の最速は4回に出た150キロだった。

 ビーディは3月31日の中日戦(東京D)で新外国人として球団初となる開幕投手を務め、6回で10安打されながらも2失点と粘投。勝敗は付かなかった。

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