パドレス・ダル、復調手応え5回1失点　侍世界一から13日「WBCの時に比べて良かった」

ナ・リーグ   パドレス6－8ダイヤモンドバックス （ 2023年4月4日    サンディエゴ ）

パドレス・ダルビッシュ（AP）
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　手応えの今季初先発だった。パドレス・ダルビッシュは、5回3安打1失点で勝ち投手の権利を持って降板も、救援陣が崩れ今季初勝利はお預け。それでも前向きな言葉が続いた。

　「WBCの時に投げてる94～95マイル（約151～153キロ）とは違う指の感覚があった。全体的にWBCの時に比べて良かった」

　3月21日（同22日）のWBC決勝での救援登板から13日。左翼から右翼へ吹く強い風の影響で6四死球と制球に苦しんだようにも映るが、最速95.8マイル（約154.1キロ）を計測した。左打者へのチェンジアップも有効で「変化的にも僕が凄く求めていたもの。これから先、また楽しみになった。どんどん投げてもいいなと思った」と話した。

　WBC決勝で登板したため、球数を増やす調整などで開幕6戦目でスタートした今季。「とにかく今日に関してはポジティブに。ぐっすり眠れると思う」と観戦した愛する家族とともに笑顔で帰路へ就いた。（笹田幸嗣通信員）