バルボンさん死去にブーマー氏「彼は私にとって大切な家族の一人でした。悲しい」

89年4月、お立ち台でブーマーの通訳を務めるオリックス通訳のバルボンさん
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　12日に亡くなった元阪急のロベルト・バルボンさんが長らく通訳を務めたブーマー・ウェルズ氏（68）は、米ジョージア州・カーターズビルの自宅で本紙の取材に応え「亡くなった・ホントですか？彼は私にとって大切な家族の一人でした。悲しい」とコメントを寄せた。

　ブーマー氏は83年から91年まで阪急・オリックスで、92年は福岡ダイエー（現ソフトバンク）で大砲として活躍した。84年に外国人選手として初の3冠王に輝くなど、首位打者2回、本塁打王1回、打点王4回とタイトルを獲得した。公私ともにバルボン氏とは付き合いが深く、なくてはならない存在だった。ブーマー氏は「今はただ、心から悲しいだけです。ご冥福をお祈りします」と締めくくった。